シーリング材の種類

建物の目地やサッシ廻り等にシーリング材を充填することにより気密性を高め雨水の侵入を防ぎます。又、外壁のクラック補修や防水層の劣化部補修に使われることもあります。

シーリングの種類によって施工部位、施工目的が変わりますので注意が必要です。

 

 

変性シリコン

主にサッシ廻り、サイディング目地等に使用されます。硬化後その上に塗装を施工しても施工せずに露出させたままでも大丈夫な材料です。塗装をする場合はノンブリード(塗装非汚染)タイプを使用します。

ウレタン

耐久性が高く動きのある目地やサッシ回りなどにも施工しますが硬化後塗装が必要になります。紫外線に弱い為ウレタンシールを露出させたままだとすぐに劣化します。シール施工後塗装をするのであればウレタンを使用したほうが良いでしょう。

シリコン

ガラス廻りや水廻りに使用されます。硬化後塗装も防水も接着しないため使用には注意が必要です。ホームセンターで安価で売られているためDIYなどで使用してしまうと塗装工事・防水工事の時撤去が必要になりその分費用が掛かってしまいます。